SNSマーケティングとは?メリット・デメリットをご紹介

SNSマーケティングに取り組むメリット・デメリット

SNSマーケティングという言葉はよく聞くようになりましたが、実際にはどのようなものか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

InstagramやTwitterなどのSNSを上手に活用できれば、企業ブランディングや集客力、購買者数の増加などにつなげることができます。

今回の記事では、SNSマーケティングとは何なのか、また、SNSマーケティングに取り組むメリット・デメリットについてご紹介いたします。

目次

SNSマーケティングとは?

SNSマーケティングとは、InstagramやTwitterといったソーシャルメディアを活用したマーケティングのことです。

SNSは、主に個人の写真や日常をアップするために活用されていましたが、近年では、企業の販促・ブランディングのために活用されることが増えています。

主なSNSを5つご紹介

主なSNSを5つご紹介
SNS月間国内アクティブユーザー数
Twitter約4,500万人
Instagram約3,500万人
TikTok約2,000万人
Facebook約2,500万人
YouTube約7,000万人

Twitter

国内アクティブユーザー数:約4,500万人/月

Twitterの強みは、RT(リツイート)という機能を用いて、瞬時に情報を拡散できる、拡散してもらえることです。

多くのSNSではフォロワーにしか情報を届けられませんが、Twitterでは、情報をリツイートしてもらえれば、フォロワー以外の方にも簡単に情報を届けられます

文章をつぶやくだけで投稿ができるので、最も気軽に始められるSNSでもあります。

Instagram

国内アクティブユーザー数:約3,500万人/月

ユーザー数の拡大が著しいインスタには、写真での訴求とストーリーズという機能に特徴があります。

インスタには、美しい風景等の写真やデジタルブックのような写真などが投稿されており、ユーザーが趣味趣向に合わせてフォローするアカウントを選びます。

近年では企業アカウントも増えており、日常生活で役立つコンテンツや、金融に関するコンテンツなどを発信することで、企業・サービスの認知度向上やブランディングにつなげています。

TikTok

国内アクティブユーザー数:約2,000万人/月

若者を中心にユーザー数が増えているTikTok。

大きな特徴は、簡潔に内容が伝わるショートムービーで情報を発信するということです。

文字よりも音声や映像で情報を収集する方が増えている現代では、ショートムービーを活用したマーケティングにも注目されており、企業はそのツールとしてこのTikTokの活用を始めています。

Facebook

国内アクティブユーザー数:約2,500万人/月

ビジネスパーソンを中心に根強い人気を誇るFacebook。

ホームページの代わりとして、Facebookを運用する企業も少なくありません。

その他のSNSと比べると、名前、年齢、性別、趣味…と、非常に事細かなユーザーデータを収集しているため、SNS広告を出稿するのであればFacebookが最もおすすめです。

YouTube

国内アクティブユーザー数:約7,000万人/月

動画配信をするためのYouTubeには、7,000万人近区の国内月間アクティブユーザーがいます。

毎日YouTubeを開く方も少なくなく、利用ユーザーの年齢層も幅広い上、その他のSNSとの差別化が最も図れたSNSであるため、運用をして成功した時に得られるリターンは非常に大きいです。

ただし、動画編集等のスキルと多大な時間が必要になるので、簡単に運用ができるSNSとは言えません

SNSマーケティングのメリット

SNSマーケティングには数多くのメリットがあります。

今回は、代表的なメリットを6つご紹介します。

情報伝達の速さ

情報伝達の速さ

リアルタイムで情報伝達できることが、SNSのメリットの一つ目です。

SNSの利用ユーザーは日本全国で8,000万人以上、その上、平均75分/日もの時間使用されており、情報を発信すれば瞬時に多くのフォロワーに情報を届けることができます

ホームページでの情報発信やチラシの配布など情報発信の方法は多くありますが、SNSほど素早く情報伝達ができるツールはありません

認知度の向上

認知度の向上

SNSアカウントを保持し、企業やサービスに関する情報を発信することで、企業・サービスの認知度向上に繋げることできます。

近年では「タグる」という言葉が出てきているように、Googleなどの検索エンジンではなく、SNSでサービスを検索する方も増えています

そのため、「美容室」や「カフェ」といったサービスに関するキーワードや、「姫路」や「岡山」といった地域キーワードを含めたアカウント作成・発信を行うことで、サービスを認知してもらえる可能性が高くなるのです。

ブランド力の向上

ブランド力の向上

SNSはブランディングのために活用することもできます。

例えば「美容室」のブランディングをするなら、他店ではできないカットや、他店にはないカラーなどの実績を継続して発信することで、「カットをするなら〇〇の美容室」「カラーをするなら〇〇の美容室」などの印象づけができます

また、写真の撮り方や写真の色味などを意識することで、商品やサービスがどんな層に向けたものなのかを印象づけることも可能です。

新規顧客の獲得

新規顧客の獲得

SNSマーケティングには、新規顧客獲得の可能性が高まるメリットもあります。

先述した通り、近年では、SNSで商品やサービス等を調べるユーザーも増えてきており、SNSに多く投稿されている商品を購入する方も増えてきています

要するに、SNSを口コミサイトのように活用をしているユーザーが増えているのです。

そのため、自身のSNSアカウントで情報発信をすると同時に、他社のSNSでも発信してもらえるような仕組みづくりができれば、より多くの新規顧客を獲得することにつながります。

広告コストの削減

広告コストの削減

自社でSNSマーケティングを行うのであれば、必要となるコストは人件費のみです。

また、リスティング広告やチラシ等の配布には、単発で数万〜数十万円のかかる反面、InstagramやYouTubeなどのSNSは、一度投稿すれば、長期間見てもらえる可能性のある広告になります。

ファンの育成

ファンの育成

SNSは「情報発信をするためのツール」と考えている方も多くいらっしゃいますが、それだけに活用することはもったいないです。

SNSを通じて既存顧客とのコミュニケーションを図ることで、「企業・サービスのファンが創れる」ことが、SNSマーケティングで得られる最大のメリットなのです。

ファンの育成ができれば、「ファンがリピーターとなってくれる」だけでなく、「ファンが商品・サービスを紹介してくれる」という状況が作れる可能性があり、広告費をかけずとも高い広告効果を得られる可能性が高まるのです。

jmpでは、企業・サービスのファン作りに繋げるSNS運用代行支援サービスも提供していますので、ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。

SNSマーケティングのデメリット

SNSマーケティングのデメリットについても知りたい方も多いですよね。

結論から言うと、デメリットはありますが、取り組まないデメリットの方が大きいと言えます。

炎上の可能性

ルールやマナーなどに逸脱した発信をしてしまうと、炎上する可能性があります

現代では非常に多くの方がSNSを使用しているため、少しでも良くない発信をしてしまうと、拡散をされたり証拠写真を撮られて、まとめサイトなどにアップされたりする危険性があるのです。

ただし炎上してしまうのは、ルールやマナーなどを無視した結果であることが多く、顧客獲得やブランディングのためのSNS運用で炎上するケースはそう多くはありません。

モラルのある方が運用すればリスクは抑えられる上、複数人で投稿の事前確認を行うなどの対策をすれば、炎上リスクは極限まで下げられるので、ぜひ炎上リスクを抑えてSNSマーケティングに取り組んでみることをおすすめします。

継続が難しい

SNSマーケティングに取り組むには、継続をすることが非常に大切です。

とは言え、SNSを継続して運用することはそう容易いことではありません

労力がかかる上、結果が出るまでに時間がかかることもよくあるので、多くの企業が運用後すぐに挫折してしまうのです。

ただし、週に1回5分程度で作れる簡単な投稿をするだけでも、認知度向上やブランディングに繋がりますので、辛抱強く取り組んでみてください。

SNSマーケティングにはメリットが豊富!

SNSマーケティングにはデメリットになり得ることもあります。ただし、取り組まないことほど大きなデメリットはありません。

SNSマーケティングに取り組むことで得られるメリットは非常に大きなものですので、集客や売上、ブランディング等に悩みを持つ方は、ぜひSNSマーケティングを始めてみてください。

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