企業はもちろん、個人でもホームページを開設する方は増えてきました。
ただし、「ホームページはあるものの、集客には全く繋がっていない」という方も非常に多いです。
このような方に向けて、今回の記事では、「ホームページで集客ができない原因が何なのか」「集客に繋げるためにはどうすべきなのか」についてご紹介します!
ホームページの集客力が弱い原因と成功のポイント
ホームページを作成したまま放置してしまっている方も多いのではないでしょうか?見られるホームページ、売れるホームページにするには、しっかりと運用をしていく必要があります。
まずは、ホームページ集客に繋がらない原因と成功に繋げるためのポイントをいくつかご紹介しますので、チェックしてみましょう。
デザイン性より使いやすさを意識する
「何十年前に作ったの?」と思われるほど古いデザインは、お客様に不安を与えてしまいますが、正直、ほとんどの企業・サービスにおいて、デザインはそこまで重要ではありません。
綺麗なデザイン・格好良いデザインは、それぞれの主観でしかなく、集客力を高めるために最も大切なことは、いかにお客様が使いやすいホームページか、また、適切な量の情報が掲載されているかです。
「デザインとしては秀逸なものの、動作が遅くカクカクするホームページ」をよく見かけますが、このようなホームページは、使いにくいホームページの典型例と言え、ユーザーに不満を与えてしまうことが多いです。
集客力を高めるためには、まずは、主観的なデザイン性ではなく、客観的な使いやすさに重きを置けているかを確認してみましょう。
ターゲットを絞り込む
集客力が弱いホームページは、ターゲット設定ができていないケースも多いです。
ターゲット設定ができていないければ、情報を更新したとしても誰からの興味もひかず、集客にも繋がりにくいのです。
「万民に使ってもらいたい想いから、ターゲットを絞りこんでいない。」これは、集客力が高まらない原因の一つなので、まずは、”〇〇が趣味の20代女性、土日休みの会社員” など、細かくターゲットを絞ってみるようにしましょう。
SEO対策を実施する
SEO対策とは、検索エンジン(GoogleやYahoo!)における検索結果で上位表示を目指す施策のことです。
要するに、SEO対策が十分にできていなければ、GoogleやYahoo!などでの検索から流入者が増えることはありません。
ホームページで集客力を高めるのであれば、SEO対策に取り組むことは必須です。
PDCAを回す
使いやすさやターゲット選定、SEO対策ができたとしても、アクセス解析をするなどPDCAを回していかなければ、効率よく集客力を高めることができません。
Google Analytics や Search Console などのツールを使って、ホームページ内でのユーザーの動きや、検索クエリなどを調査し、運用していかなければ、集客力を最大限高めることはできないのです。
使いやすい上にターゲット選定ができているからと言って満足せず、日々、PDCAを回していくことも大切です。
ホームページの集客力を向上させる具体的方法
ここからは、ホームページの集客力を向上させるための施策と、具体的な方法についてご紹介します。
具体的な方法に関しては、取り組みやすさやコスパの良さなどを考慮したおすすめ順に並べています。
SEO対策の実施
ホームページの集客力を高めるために、真っ先に取り組みたいことは「SEO対策」です。
例えば、姫路で帽子を買いたい人は「姫路 帽子 お店」などといったキーワードで、google検索をすると考えられます。
この際、もし姫路のとある帽子屋さんがSEO対策を実施できていれば、「姫路 帽子 お店」の検索結果で上位に表示され、ホームページへの流入者が増えやすくなるのです。
この他にもすべきことは多々ありますが、初心者でも取り組めるSEO対策のやり方については、こちらの記事でご紹介していますので、ぜひ一度参考にしてみてください。
オウンドメディア(ブログ)の運用
オウンドメディア(ブログ)を運用することも、集客力を高めるおすすめの方法です。ホームページ内にブログを作ることがおすすめではありますが、noteなどの無料ブログを使っても構いません。
と言うのも、実店舗で商品・サービスを販売する方や、接客サービスを行う方には、商品・サービスではなく「人」にファンがつくことも多いですよね。
ファンを持つ「人」がオウンドメディアを運用をすると、ファンがメディアに流入してくれたり、メディアを広めたりしてくれる可能性があります。
この際に、メディアとホームページとが連携していれば、自然とホームページへの集客に繋がったり、実店舗への集客に繋がったりするのです。
時間が空いた時に更新すれば良いので、ホームページの集客力を高めたい方は、ぜひオウンドメディアの運用にも取り組んでみてください。
SNSの運用
InstagramやTwitter, Facebook, TikTokといったSNSを運用することも、ホームページ集客に効果的です。
これまで何かしらの情報を調べる際には、「ググられる」ことが多かったですが、近年では、「タグられる」ことが増えています。要するに、Googleで調べるのではなく、Instagramを中心としたSNSで調べる方が増えているのです。
ただし「タグる」人の多くは、興味がある内容は「ググり直す」こともよくしており、SNSで商品・サービスを認知した後、詳細はホームページなどで確認をする傾向にもあります。
そのため、SNSを上手に活用できれば、ホームページや店舗への集客に繋げやすくなるのです。
Google ビジネスプロフィールの登録
実店舗を持つ方の場合、Google ビジネスプロフィール(旧. Google マイビジネス)に登録することもおすすめです。
と言うのも、お店やサービスの情報を知るために、Googleマップの評価を確認する方も増えている中、Google ビジネスプロフィールに登録しておけば、Googleマップに店舗情報を掲載することができるためです。
ホームページへのリンクも掲載できるため、Googleマップでお店に興味を持ってくれた方は、ホームページに流入する可能性も考えられます。
プレスリリースの配信
商品やサービスの発売開始やイベントの開催予告などをする場合は、プレスリリースを配信するとホームページへ多くのユーザーを集客できます。
プレスリリースとは、企業・組織が、新聞社やテレビ局などの各種メディア向けに発表する公式文書のことで、「PR TIMES」や「@Press」、「ドリームニュース」などに配信をすれば、非常に大きな反響を得られる可能性が高いです。
ただし基本的には、利用料として月額数万円程度が必要なため、集客やリクルーティングなどを積極的に行う企業向けのサービスとなります。
YouTubeの運用
面白い内容や、役に立つ内容を発信できる企業、商品・サービスであれば、YouTubeを運用することも、ホームページや店舗への集客に繋がる可能性があります。
文字ではなく、映像や音声で情報をキャッチする方も増えており、そのような方には、SEO対策やオウンドメディアの運用ではなく動画配信の方が効果的だからです。
中でも、YouTubeは毎日のように開く方が多い媒体となっており、動画の撮影と編集が苦にならなければ、コスパの良い集客ツールになり得るでしょう。
取り組み方によっては間接的にSEO対策に繋がる可能性もあるため、時間に余裕がある方には取り組んでみることをおすすめします。
メールマーケティングの実施
メールマーケティングとは、メールを用いたマーケティングのことで、見込み顧客へ商品やサービスに関するメールを送付したり、メールを通じてコミュニケーションを取ったりする方法です。
年々メール利用者は増えているので、お中元やお歳暮など季節ごとに需要があるギフトショップなどは、メールマーケティングを行うことで、ホームページ集客と購買率の上昇を見込めます。
また、オウンドメディアを持っている場合、役に立つ情報をメディアで執筆してダイジェスト版をメールで送付すれば、メールからメディアへの流入者を増やせる可能性もあります。
お客さんのメールアドレスを保持しているのであれば、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。
アフィリエイトサイトへの登録
アフィリエイトとは成果報酬型広告とも呼ばれ、ブロガーなどが自身のサイトで商品・サービスを紹介し、販売できた分だけ成果報酬が支払われる広告のことです。
アフィリエイトサイトに登録れば、ブロガーなどが自主的に商品・サービスを紹介してくれるため、何もしなくともホームページ集客につながります。
その上、成果報酬型であるため、商品やサービスが売れなければ、費用が発生しないこともあります。
幅広いジャンルの方が利用できるサービスなので、集客に加えて販売にも力を入れたい方は、ぜひアフィリエイトサイトへの登録を検討してみてください。
インフルエンサーの活用
InstagramやTwitter、TikTokといったSNS上で絶大な人気を誇る方を「インフルエンサー」を言います。
ホームページの集客力を向上させるためには、インフルエンサーを活用することも効果的。
店舗に来てもらったり、商品やサービスを利用してもらったりして、その様子をSNSにアップしてもらえると、ホームページや店舗への集客力が格段に上がることが多いです。
ただしインフルエンサーに依頼する際には、商品・サービスの提供とPR費用の支払いが必要なことが多い点には注意が必要です。
セミナー・イベントの開催
商品やサービスに沿ったセミナー・イベントを開催することも、ホームページの集客力を高めるためには効果的です。
セミナーやイベント情報をホームページで発信しておけば、興味のある方が流入してくれることはもちろん、セミナー・イベントの情報発信サイトに掲載してもらえることもあるためです。
またセミナーなどを開催すれば、企業の権威性を高めることにも繋がり、企業ブランディングにも効果があります。
SNS広告の出稿
InstagramやFacebook、Twitter、YouTubeなどのSNSでは、広告を出稿することもできます。
これらのSNSは、ただ利用者数が多いだけではなく、利用者の年齢層や性別、趣味などの情報を保有しているため、どんなユーザーに広告を出稿するかなどを検討することも可能。
そのため、必要最低限の広告費用でホームページへの集客効果を高めることができます。
オンラインで広告を出稿するならSNS広告が最もおすすめです。
リスティング広告の出稿
リスティング広告とは検索連動型広告とも呼ばれ、検索エンジン(GoogleやYahoo!など)でユーザーが検索したキーワードに関連した広告を掲載するものです。
キーワード毎に掲載費用が決まり、競合他社との競争率が高いキーワードで広告を掲載するには高額な費用を支払わなければなりません。
反対に競争率の低いキーワードを選べば、費用は抑えられるもののホームページへの集客効果が低くなる可能性があり、キーワード選定には知識や経験が必要とされます。
ただし、上手くキーワード選定を行えれば、コスパ良くホームページへの集客効果を高められる方法でもあるので、長期的なホームページ集客を考えるなら運用する価値のある広告とも言えます。
ディスプレイ広告の出稿
ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告欄に表示される広告のことで、バナー広告とも呼ばれます。
画像や動画を用いたバナー広告を、ユーザーの目に付くところに出稿できるため、視覚的なアピールができブランディング効果も得ることが可能です。
リスティング広告は検索キーワードに沿って表示されるのに対し、ディスプレイ広告はユーザーを絞らず配信できるため、多くの方が求める商品・サービスを展開している企業におすすめの広告方法です。
SNSや各種広告を活用して集客に強いホームページ作りを!
集客できるホームページを作るには、ホームページを運用する必要があります。
ホームページ運用の方法には、SEO対策やSNSマーケティング、アフィリエイトの利用、リスティング広告の出稿など多数あるため、商品やサービスによって、どの方法が最適なのかを判断しなければなりません。
ぜひ今回ご紹介した方法を参考に、貴社に合った方法を活用して集客に強いホームページ作りに取り組んでみてください。
また、どの方法を用いれば良いか分からないという方は、WEBマーケティング全般の支援をしているjmpにお気軽にご相談ください。
また、記事の執筆だけでなく、アイキャッチや記事内画像の用意、ワードプレスへの入稿までをトータルサポートいたします。